トピックス−活動報告

【15.07.04】県弁護士9条の会「戦争法案反対」を訴える

「戦争法案反対」を訴えピースウオーク

 7月4日(土)午後6時より、今国会で審議中の戦争法案に反対する「戦争法案反対!緊急アピールウオーク」を県弁護士9条の会が行いました。6月23日には浜松市でも行われました。  

 

雨の中300人

 静岡市の青葉公園には雨の降る中、県内の弁護士はじめ市民が「憲法9条を実現し、平和な世界をつくろう!」「ストップ戦争する国づくり」「憲法9条を守れ」などの横断幕を掲げ約300人集まりました。静岡県弁護士会の大石康智会長は、昭和22年発行の憲法普及会編「新しい憲法明るい生活」の一文「 日本国民がお互いに人格を尊重すること。民主主義を正しく実行すること。平和を愛する精神をもつて世界の諸国と交りをあつくすること・・・」を読み上げ憲法を守らなくてはならないと訴えました。
 県評の林議長も一言挨拶をしました。
 

通りかかった市民も興味深く

   繁華街を「憲法守れ」「平和を守れ」「戦争やりたい政治家いらない」「平和な日本を引き継ごう」とコールしながらパレードをしました。通りかかった市民も興味深く見いっていました。

  今後の予定
7月19日(日) 沼津・中央公園   14時〜  
7月19日(日) 三島市役所スタート 15時〜
7月26日(日) 東ふれあい公園(アクトどおり沿い) 17時〜

※新しい憲法 明るい生活

昭和二十二年五月三日発行 発行者 憲法普及会
新しい日本のために――発刊のことば
古い日本は影をひそめて、新しい日本が誕生した。生れかわつた日本には新しい国の歩み方と明るい幸福な生活の標準とがなくてはならない。これを定めたものが新憲法である。
 日本国民がお互いに人格を尊重すること。民主主義を正しく実行すること。平和を愛する精神をもつて世界の諸国と交りをあつくすること。
 新憲法にもられたこれらのことは、すべて新日本の生きる道であり、また人間として生きがいのある生活をいとなむための根本精神でもある。まことに新憲法 は、日本人の進むべき大道をさし示したものであつて、われわれの日常生活の指針であり、日本国民の理想と抱負とをおりこんだ立派な法典である。
 わが国が生れかわつてよい国となるには、ぜひとも新憲法がわれわれの血となり、肉となるように、その精神をいかしてゆかなければならない。実行がともなわない憲法は死んだ文章にすぎないのである。
 新憲法が大たん率直に「われわれはもう戦争をしない」と宣言したことは、人類の高い理想をいいあらわしたものであつて、平和世界の建設こそ日本が再生する 唯一の途である。今後われわれは平和の旗をかかげて、民主主義のいしずえの上に、文化の香り高い祖国を築きあげてゆかなければならない。
 新憲法の施行に際し、本会がこの冊子を刊行したのもこの主旨からである。
            昭和二十二年五月三日 憲法普及会会長 芦田 均

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