トピックス−活動報告

【17.11.19】浜岡原発の再稼働を許さない!!「ひまわり集会in静岡」

「ひまわり集会in静岡」

 福島第1原発事故から6年6ヶ月が経過した現在でも、事故の収束には程遠くいまもって進行しています。そして、いまだ68,000人の人々が苦しい避難生活を余儀なくされているなかで、補償の打ち切り、帰還の強制、被災者の切り捨てともいえる「棄民化」が推し進められています。
 このような中、11月19日(日)浜岡原発の再稼働を許さない「11・19ひまわり集会in静岡」を静岡市の駿府城公園で開催し、県内外から1500人が参加しました。
 

原発を再稼働させてはいけない

 主催者あいさつを林克実行委員長(県評議長)が行い「3月、県知事あてに22万筆の署名を知事に届けました。6月に再選された川勝知事は再稼働に同意しないと明言しましたが、これは私たちがコツコツとつみ上げた成果です。しかし、これは4年間の期間限定であり、その後を見据えた運動が必要だ」。また「浜岡には敷地内を横切る活断層の可能性を塩坂氏は指摘しています、原子力規制委員会に調査するよう声を上げていこう。浜岡はプレート型地震・活断層型地震の両方の危険があり世界一危険な原発を再稼働させてはいけない、大いに声を上げていきましょう」と訴えました。  

原発は危険だから札束を落としている

 ゲストに福井県・明通寺の中嶌哲演(なかじまてつえん)住職(福井から原発を止める裁判の会代表)と生協きたはま診療所の聞間元(ききまはじめ)医師(ビキニ核被災検証会共同代表)を招き。
 中嶌住職は「大飯3・4号機が1年間稼働するだけで使用済み核燃料からヒロシマ型原爆が2000発・長崎型(プルトニュウム」60発分作ることが可能だ。また、原発は危険だから札束を落としている『原発マネーファシズム』によって物が言えなくされている)と述べました。
   

   聞間医師は「放射能は長い期間にわたって被ばく者を苦しめる。30〜40年経たないと本当の被害はわからない」この問題をどうやって次世代の医者に受け継いでいくかがテーマだと話しました。

賛同者一覧

原発ゼロを目指そう

 政党から、立憲民主党の日吉雄太衆院議員と日本共産党の井上哲士参院議員が駆けつけ、日吉議員は「建設・廃炉のライフサイクルコストは高い。原発をゼロにしていくこれを実現しよう、これは私のメインの活動となる」と話されました。
 井上議員は「原発事故時の避難計画について政府は明確に答えない、避難ができない原発を作ったことが問題だ。市民と野党が力をあわせ、原発ゼロを目指そう」とあいさつしました。


 

子どもたちに原発のない未来を

 各地域。団体からのリレートークが行われ、浜北、藤枝、三島の市民の会の代表からは、学習会や署名活動など、日ごろの取り組みが、裾野、浜松のママの会の代表は、子どもたちに安全で安心な社会、原発のない未来を手渡したいとうったえました。  

 

静岡繁華街をパレード

 集会後「浜岡原発再稼働反対」「子供を守ろう」「原発なんていらないよ」とコールしながら繁華街をパレードしました。沿道では若い女性たちが一緒にコールしたり携帯電話で写真を撮る人たちもいました。  

 

 

太陽光発電で集会の電気を賄う

 

お知らせ

  11・19ひまわり集会in静岡」関連企画
    中村敦夫ひとり語り
 朗読劇:線量計が鳴る 元・原発技師のモノローグ
 日時:12月23日(土・祝) 14時開演
 会場:MIRAIEリアン(七間町交差点角)

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