トピックス−活動報告

【17.03.12】2017年「みんなの春のつどい」

2017年「みんなの春のつどい」

 3月12日(日)、静岡県産業経済会館にて「はたらくみんなの春のつどい」が静岡県評・パート臨時労組連絡会主催で開催され50名が参加しました。つどいは「非正規をなくす方法〜安倍政権による『働き方改革』偽装とのたたかい〜」と題して弁護士で京都市長選にも立候補した中村和雄氏が講演を行い、参加者による職場交流など大変盛り上がりました。  

非正規をなくす方法〜安倍政権による『働き方改革』偽装とのたたかい

 中村弁護士は「働き方改革実現会議」は、安倍首相が選挙戦へ向け、若者や女性の票を獲得するため労働者向けのスローガンを掲げて立ち上げたもの」「会議のメンバーは、有識者15名中労働者代表は連合会長一名のみ」と労働者の立場に立った会議でないことを明らかにし、「長時間労働規制は、過労死認定基準である月100時間未満が検討」「同一労働同一賃金のガイドライン案は、経団連によって人材育成の活用により賃金に差をつけてもよいなど骨抜きにされた」など、偽装の実態が具体的に語られました。  

活発に職場交流

 職場交流では、正規から非正規に置き換わっている公務職場の実態や、時間外労働が慢性化している特別支援学校臨時職員の状況。処遇改善があってもなお低い保育士の賃金実態。賃金の地域間格差を無くすたたかいを進めている生協パートの取り組みなどが報告されました。  

最低賃金807円に貼りついた非正規労働者

 「あなたのお時給どんだけ〜」のシール投票結果では、静岡の最低賃金807円に貼りついた非正規の賃金実態が明らかにされました。
参加者からは「職場の労働者に伝えていきたい」「今後の運動に活かしていける」「毎回、元気がもらえる」などの感想が聞かれました。
 

 

「あなたのお時給どんだけ〜」

「つどい」の開催前に青葉公園前で「あなたのお時給どんだけ〜」のシール投票を行い108人の人が投票してくれました。  

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