トピックス−争議支援

【17.04.02】富士急石川タクシー争議

甲府駅前宣伝

 4月2日(日)石川タクシー労組支援共闘会議は甲府駅前と富士急河口湖駅前で宣伝を行い21名が参加し、地元山梨県労からも応援に駆けつけてくれました。
 12時から甲府駅前で宣伝をはじめました。ここは富士急行の地元でもあり地元の人たちにこの争議を知ってもらうため宣伝を行いました。宣伝の最中多くの方が質問をし、私たちの話にびっくりし富士急がやりそうなことですねと言っていました。  

 

従業員を計画的に解雇した

 支援共闘会議議長の林克議長(県評議長)は「富士急が静岡で行った、ひどい解雇事件を山梨県民に知っていただきたい。富士急のグループ会社、石川タクシー富士宮は7年前、前日まで普通に働いていた従業員を朝、電話で呼び出し全員を突然解雇した。しかも事業所をバリケードで囲み、私物は外に、そして営業車30数台を夜中にどこかへ持ち去る、このように従業員を計画的に解雇した。  

詔子氏は厚生労働大臣政務官なのに

 「この首切りを主導したのは富士急ではないか」と。また「富士急の堀内光男氏は労働大臣を務め、現社長の光一郎氏の奥様、詔子氏は厚生労働大臣政務官を務めている。厚労省は、働く環境の整備、職業の安定を推進する省庁ですが、それと反対のことをやっている。富士急はどうやって法律を破らず従業員を解雇できるか研究してきたのではないかとしか思えません」と訴えました。  

会社に法律を守れと求めていた

 小林登県評事務局次長は「会社に法律違反があったとき、組合は会社に法律を守ってほしいと求めていたが、それが気に食わないと会社を偽装解散させ全員解雇した。これは組合つぶしにほかならない」「会社はいまだに労働組合と話し合いに応じていない。富士急は山梨を代表する企業だが、静岡県に来てこんなひどいことを行っている」
と訴えました。
 

富士急は静岡県で労働組合をつぶしをやめろ

 松本和之県評副議長は「富士急は静岡県で労働組合をつぶすなど不当なことをやっている」「昨年、静岡労働委員会から団体交渉を行えと命令があったが、会社はそれに応じようとしない」
 「堀内詔子氏は働き方改革を担当し働く人の立場に立ちサポートしていくと言っているが富士急は逆のことをやっている」
 

株主に対しても損失をあたえている

 石川タクシー富士宮の諏訪部みゆき委員長は「今、石川タクシーの事業所跡は草がぼうぼうと生えごみ置き場となっている、活用できる土地を遊ばせているが長引けば長引くほど株主に対しても損失を与えることになる」また「このような解雇が許されるなら労働者は安心して働けない、争議解決に向け全力で闘います、ぜひご協力をお願いします」と訴えました。  

観光客で混雑する富士急河口湖駅へ移動し宣伝

 

 

 

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