県評綱領

1.日本は高度に発達した資本主義国で、GDP世界第2位でありながら労働者の労働条件や国民の生活水準は極めて劣悪であり、「豊かさの中での貧困」と表現されているような状況となっています。

静岡県は、全国的にも上位の財政力をもち、県民総生産も上位にありながら、賃金などの労働条件は全国水準を下廻っています。独占資本と自民党県政は、臨調行革路線などを推進し、労働者・県民の利益に背を向けています。

それだけに、労働者・県民の生活と権利を守り、労働者の社会的地位の向上、産業・経済の民主的な発展、反核・平和・民主主義擁護のために、ローカルセンターとしての静岡県評の果たすべき任務はますます重要になっています。

2.我々は、なによりも労働者・県民の切実な経済的政治的要求を実現し民主的諸権利を守り発展させるために、次の要求の実現をめざし奮闘します。

 

【1】労働者の権利を守り、労働基本権を確立する要求

  1. 賃金の大幅な引き上げ、全国一律最低賃金制の確立
  2. 首切り「合理化」反対、定年延長、雇用の安定・保障
  3. 労働時間の短縮、週休二日制実施
  4. 労働基本権の確立、労働諸法制の改悪反対
  5. 労災・職業病の絶滅と保障の充実
  6. 母性保護の拡充と男女平等の実現
  7. パート・派遣労働者など不安定雇用労働者の権利の確立と労働条件の改善
  8. 不当労働行為の根絶と労働争議の勝利解決、地方労働委員会の民主化

【2】軍拡臨調路線と対決し、くらしと福祉・医療・教育の充実を求める要求

  1. 消費税廃止、大衆課税の大幅軽減、大企業優遇税制の是正
  2. 健保本人の10割給付と老人医療無料化の復活などの県民医療の拡充
  3. 臨調「行革」、地方「行革」反対、年金制度の改悪阻止、国保・保育料などの国庫補助の引き上げと住民負担の軽減、生活保護の拡充
  4. 臨教審路線反対、民主的教育要求の実現
  5. 農産物の輸入自由化反対、日本の食糧と農業の擁護
  6. 民主的な文化、スポーツの振興と施設の拡充
  7. 産業空洞化政策反対、大企業本位の「規制緩和」反対、大企業に対する民主的規制
  8. 自然破壊反対、公害反対、政府・資本の原発推進計画反対

【3】反核・平和・民主主義を擁護し、政治革新・革新統一戦線をめざす要求

  1. 憲法改悪反対、国民主権と民主主義の擁護、軍国主義の復活に反対
  2. 県政の革新と地方自治の擁護、革新自治体の実現
  3. 核戦争阻止、核兵器の緊急廃絶、被爆者援護法の制定、日米安保条約の廃棄、軍事基地の撤去、非核・非同盟実現
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